身意動放には13の型があります。
その中でも簡単なすぐできる技を紹介します。
   
身意動放〜技編
「天意吸」
肩幅に両足を開きゆったりと立ちます。両手を大地に向けて、大きく円を描きながら両手を天に向けていきます、ゆっくりと合掌をしながら身体の中心を通り最初の型に戻ります。呼吸は自然にします。 (この技は背中が伸び、お腹が緩み、気持ちが落ち着きます)
「天臨」
もう一つは同じく肩幅に開きます、両手は大地に向けます。両手の平を中心に合わせて身体の正面を上り頭の上まできたら左右に開いていき、最初の型に戻ります。(この技はお腹が伸び肩の力が抜けます)呼吸は上るときに吸って下りるときに吐きます。
その他にも身体各部の働きを潤滑にする型を稽古しています。動きはとてもゆっくりしていますので無理なく身体を動かすことができます。
 
身意動放〜動
柔らかな動きによって身体を調えていきます。 動きにとって重要なのは緊張と弛緩、緊張しすぎてもだめで 緩みすぎても体は正確には動きません。杖(120cmの棒) を使って身体を練り、ほどよい緊張を稽古します。その後、杖を手放し体一つとなった感覚を体感します。そこから柔らかな動きを稽古していきます。
 
身意動放〜静
静の稽古はとても渋く、内容は歩き方触れ方などを正確に稽古します。正確にすればするほど深い部分まで及びます。動くときの心の働きや,気の流れを動きを通して体感したりします。今日やった稽古は歩法と、ふ,の呼吸。歩法は一直線上を歩く稽古。正中線を意識する事は他の稽古でも行いますが,実際歩きによる正中線の感得となるといかに正中線が出来てないかわかる。ふらふらと揺れ真っ直ぐが保てない。この歩法が出来てくると普通に歩くときの上下動はもちろん左右のぶれもかなり消えてくるはず,水面を歩くが如くが目標です。
次に呼吸です。呼吸法はさまざまありますが今日の呼吸は,ふ,の呼吸です。フーと静かに吐くのです。そんなに難しい事ではないのですが,ある動きと同調させなければなりません。これが上手に行えると気持が静かになり,深いリラックスを体感します。
気の流れと言うと何か不確かさと言うか目に見えない何かを連想するかもしれない。ここで言う気の流れとは触れたときの感覚で,相手の力がどこで止まっているかとか,緩みを基準にした捉え方です。緩みすぎも良くなく,身体全体が活きてないと相手を読む事が出来ないのです。
このような稽古ですが,細かすぎるものばかりではなく、この先の稽古は身体のリラックスが主な目的で仰向けになり深い緩みを体感していくのです。
身体をほどくにはこのような順序が大切だと思います。毎回が同じ稽古ではないのですが,歩法は続けていくと歩きに変化が出てくるでしょう。しなやかに歩けるようになるかもしれません。こんな渋い稽古ですが続けていくといつのまにか力が抜けやすくなったりするかもしれないのです。
9月7日記
 
動の会は杖を使って身体を調えていく稽古で、静は座ったり横になったり、体を緩めていくことに重点を向け相手と組んで、触れ手による(体に静かに触れる)筋肉の緩みを体感します。相手の手首を触れたり足首を触れたりして体の内側の声を聞きます。そのような稽古をすることにより触れる側、触れられる側ともに静かな気持ちが生まれ、深いリラックスへと進んでいきます。動きは力を抜くのですが、ダラッと抜くのではなく腰の立て方や手先の使い方など正確な形を稽古していきます。欲のない動き、すっきりとした動きがもっとも大切となります。
 
 
 
 
 

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